Chili!Soft ASPはApacheサーバ上でのMicrosoft ASPおよびVBScript/JScriptアプリケーション実行を可能にします。
Chili!Soft ASPは専用のWebベースコントロールパネルを持っているので、Pleskはこれに対応するためのビルトインを持ちません。ただし、Chili!Soft ASPをPleskと一緒に使用するのも簡単です。 インストールは以下の手順で行います。
Sun Chili!Soft ASPパッケージをWebサーバから一時ディレクトリにダウンロードします。
# tar xvf chiliasp-3.6.2L.1047a.tarコマンドを使用してSun Chili!Soft ASPのファイルを抽出します。
install.shスクリプト# ./install.shを実行します。
ライセンス承諾書を読み、同意する場合は"yes"を入力します。
Enterキーを押すとSun Chili!Soft ASPはデフォルトで/opt/caspディレクトリにインストールされます
シリアル番号の入力を促すウィンドウで"y"と入力し、入力用画面が表示されたらシリアル番号を入力します。シリアル番号が分からない場合は"n"と入力します。
バンドルされたApacheをインストールするウィザードが開くので、"n"と入力します。
言語を選択します。デフォルトを選択するにはEnterキーを押します。
バンドルされたJRE 1.3.1をインストールするには、最初の選択肢(Use the bundled 1.3.1 JRE)を選択し、yボタンを押してインストールを確認します。
この手順でChili!Soft ASPと一緒に動作するWebサーバのサーチ方法を定義するためのウィンドウが表示されます。選択肢4(Don't search)を選択してインストーラによるサーチをスキップし次の手順にうつります。
選択肢3(Do not configure a Web server)を選択します。
この手順で管理者のシェル設定の設定を促すウィンドウが表示されます。選択肢1(Default configuration)を選択します。
インストールスクリプト作業はこれで完了です。ただし、Webサーバを適切に設定する必要がありますので、インストール作業はまだ続きます。次の追加の手順を実行します。
インストールされているApacheのバージョンを次のコマンドで確認します。
# rpm -q apache。Enterキーを押します。
apache-1.3.23-14 #
これでApacheのバージョンが1.3.23であることが分かりました。次に、Sun Chili!Soft ASP製品に適切なモジュールがあるかどうかを確認します。
# ls -1 /opt/casp/module/linux2_optimized/Enterキーを押します。
apache_1.3.11 apache_1.3.12 apache_1.3.14 apache_1.3.19 apache_1.3.20 apache_1.3.22 apache_1.3.6 apache_1.3.9 netscape netscape_4.x netscape_6.x zeus #
適切なバージョンのApacheが存在せず、使用可能な最新バージョンがapache_1.3.22であることが分かりました。この場合、このディレクトリをApacheバージョン番号がついたディレクトリに帰納的にコピーします。
# cp -pR /opt/casp/module/linux2_optimized/apache_1.3.22 /opt/casp/module/linux2_optimized/apache_1.3.23Enterキーを押します。
次にASPサーバがクライアントApacheで動作するよう設定する必要があります。
設定スクリプト# /opt/casp/configure-serverを実行します。
選択肢1(Configure the ASP Server)を選択します。
選択肢1(Specify the Web server)を選択します。
選択肢1(Apache)を選択します。
クライアントApache設定ファイル/etc/httpd/conf/httpd.confへのパスを指定します。
Apacheバイナリ/usr/sbin/httpdへのバスを指定します。
選択肢1(Apache Web server)を選択し、前の手順指定したWebサーバを設定します。
すべての情報が正確に入力されていることを確認して "y"と入力します。
選択肢1(Default configuration)を選択します。
Chili!Soft ASPが完全にインストールされました。
Now you can manage the これで、URL http://yourservername.com:5100 からアクセス可能なコントロールパネル経由でASPサーバを管理できるようになりました。